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フォームエディタ用フォーム定義仕様

● ファイル名
エクステンションの拡張子を .frm としたファイル名とします。
エクステンションが cmn_abc.cps の場合は cmn_abc.frm となります。
作成場所は エクステンションと同じ Extensions フォルダです。


● 記述方法
HTMLと同じように、表示文字列はそのまま記述し、入力項目や選択項目などのフォーム項目は対応するタグを記述します。 (但し、タグはHTMLの仕様に完全準拠している訳ではありません。)

[タグ]
・フォーム項目はタグで記述します。
・「<」で始まるものがタグです。
・「<」からそれ以降に最初に現れる「>」までがタグと見なされます。
・タグ名の大文字・小文字は区別されません。
・未定義のタグは使用できません。

[タグ属性]
・タグには属性を指定できるものがあります。
・各タグで有効な属性以外は無視されます。
・各属性は1つ以上の半角スペース(0x20)またはタブコード(0x09)で区切ります。
・各属性に記述順はありません。
・属性名と属性値は「=」で区切ります。
・区切り文字の「=」の前後の半角スペース(0x20)及びタブコード(0x09)は無視されます。

[タグ属性名]
・属性名の大文字・小文字は区別されません。
・未定義の属性は使用できません。

[タグ属性値]
・属性値は「"」で括っても括らなくても構いません。
・「"」で括った場合には、「"」の次の文字から次の「"」の直前までが値と見なされます。
・「"」で括らない場合には、値の開始から半角スペース(0x20)、タブコード(0x09)、及び「>」のいずれか最初に現れる文字の直前までが値と見なされます。
・「&lt;」「&gt;」「&quot;」「&amp;」はそれぞれ「<」「>」「"」「&」と見なされます。

[タグ以外]
・タグ以外の部分は表示文字列としてフォーム上に表示されます。
・記述上の行頭の半角スペース(0x20)とタブコード(0x09)は無視されます。
・改行コード(0x0D及び0x0A)は無視されます。
・「&lt;」「&gt;」「&quot;」「&amp;」はそれぞれ「<」「>」「"」「&」と見なされます。


● 使用できるフォーム項目
以下のフォーム項目(タグ)が使用可能です。

一行入力
ファイルパス入力
パスワード入力
チェックボックス
ラジオボタン
複数行入力
ドロップダウンリスト
改行
コメント


● サンプル

以下は基本的なフォーム定義です。
<input type="text" name="name" size="30" value="" label="名前:">
<input type="text" name="email" size="30" value="" label="メール:">
<input type="text" name="url" size="max" value="" label="HP:">
<br>
<input type="text" name="subject" size="max" label="件名:">
<br>
<textarea name="body" cols="max" rows="max">
以下は画像ファイルをアップロードできる掲示板の基本的なフォーム定義です。
<input type="text" name="name" size="30" value="" label="名前:">
<input type="text" name="email" size="30" value="" label="メール:">
<input type="text" name="url" size="max" value="" label="HP:">
<input type="file" name="file" size="max" label="画像:">
<br>
<input type="text" name="subject" size="max" label="件名:">
<br>
<textarea name="body" cols="max" rows="max">
これをベースとして、不要な項目を削除し、足りない項目を追加してください。


● フォーム定義ファイル作成時の注意事項

CMNでは表示及びフォームエディタ起動の高速化の為、 表示掲示板切り替え時に一度のみフォーム定義ファイルを読み込みます。
フォーム定義ファイルの内容を変更した場合には、 CMNで表示掲示板を一旦切り替えてください。


● 項目名

以下は予約された項目の項目名です。
予約された項目はCMN内の様々な所で使用・表示されますので、 極力予約された項目を使用するようにしてください。
項目名意味投稿時の参照方法
name名前
フォルダプロパティの指定に優先されます。
$N
emailメールアドレス
フォルダプロパティの指定に優先されます。
$E
urlホームページアドレス
フォルダプロパティの指定に優先されます。
$P
tripトリップ
フォルダプロパティの指定に優先されます。
$R
idユーザーID$U
subject件名$T
body本文$B
fileアップロードファイルパス$F
paramCGI追加パラメータ
x-***上記以外の項目を定義する場合は、項目名の先頭を x- とします。
例えば年齢を表す age という項目は、x-age とします。
$X(x-***)


● 投稿時の参照方法

フォームエディタで入力・選択された項目は、投稿時に値を参照することが可能です。

[投稿パラメータの記述例]
UPPARAM=name=$N&email=$E&subject=$T&body=$B&age=$X(x-age)



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