CPSは、CMNで巡回できる掲示板システムの種類を拡張するエクステンションです。
CPSはキーワードを定義するだけのテキストファイルなので、どなたでも簡単に作成することが可能です。
(ある程度HTMLの知識が必要な場合があります。)
[Aska BBS用エクステンションの例]
CAPTION=ASKA BBS
CREATOR=作者の名前
VERSION=1.0
COMMENT=KENT-WEBの「ASKA BBS」用巡回エクステンションです。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSは「年月日時分秒+発言番号」で新着を識別できますので、NEWMESIDは「0」を指定します。
Aska BBSの場合「発言番号のみ」でも新着を識別できるかと思いますので、NEWMESIDは「3」でも構いません。
発言本本はHTMLで記述されてますので、MIMEは「1」となります。
URLはフォルダプロパティでユーザーに入力させるのでURLは「$1」とします。
掲示板IDは固有の値を必要とせず自動設定させても構わないのでBBSIDには「AUTO」を指定します。
NEWMESID=0
MIME=1
URL=$1
BBSID=AUTO
[Aska BBS用エクステンションの例]
フォルダプロパティでユーザーにURLを入力させるので、P1Sには「URL」という文字列を指定します。
入力したURLを表示する幅をP1Wに指定します。
P1S=URL
P1W=150
次に各発言内に含まれる項目、及びその順番を定義します。
[Aska BBS用エクステンションの例]
掲示板名を<TITLE>タグから取得するのでBBSTITLEIDは「0」を指定します。
BBSTITLEID=0
1つの発言を切り出す際の、発言の直前と直後の文字列を定義します。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSでは、各発言内の項目が「発言番号」「件名」「投稿者名」「投稿日時」「本文」の順に記述されていますので その順番で項目を指定します。
K=NUM
K=TITLE
K=NAME
K=DATE
K=BODY
各発言に含まる項目を切り出す際の、項目の直前と直後の文字列を定義します。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSの場合、各発言は「[<b>」という文字列と「<hr>」という文字列により切り出すことができます。
T_MES_START=[<b>
T_MES_END=<hr>
次ページのURLを切り出す方法を定義します。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSの場合、最初の項目である「発言番号」はT_MES_STARTで指定した文字列の直後にある為、 T_NUM_STARTには何も指定せず、「発言番号」直後の文字列をT_NUM_ENDに指定します。
「件名」と「投稿者名」はそれぞれその直前と直後の文字列を指定します。
「投稿日時」は「年月日時分」の形式なのでT_DATEFORMATIDは「1」を指定し、T_DATE_STARTとT_DATE_ENDに「投稿日時」の直前と直後の文字列を指定します。
本文の直前と直後の文字列をT_BODY_STARTとT_BODY_ENDに指定します。
T_NUM_START=
T_NUM_END=</b>]
T_TITLE_START="><b>
T_TITLE_END=</b>
T_NAME_START=投稿者:<b>
T_NAME_END=</b>
T_DATEFORMATID=1
T_DATE_START=投稿日:
T_DATE_END=</small>
T_BODY_START=<blockquote>
T_BODY_END=</blockquote>
これで「受信」に関する定義は完了です。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSでは次ページへのリンクが「次の10件」というボタンになっているので、 T_NEXTURLIDには「2」を指定し、T_NEXTURL_STARTには「次の10件」を指定します。
T_NEXTURLID=2
T_NEXTURL_START=次の10件
実際に巡回フォルダを作成して巡回してみましょう。
[Aska BBS用エクステンションの例]
受信にのみ対応したAska BBS用エクステンションです。
CAPTION=ASKA BBS
CREATOR=作者の名前
VERSION=1.0
COMMENT=KENT-WEBの「ASKA BBS」用巡回エクステンションです。
NEWMESID=0
MIME=1
URL=$1
BBSID=AUTO
P1S=URL
P1W=150
BBSTITLEID=0
K=NUM
K=TITLE
K=NAME
K=DATE
K=BODY
T_MES_START=[<b>
T_MES_END=<hr>
T_NUM_START=
T_NUM_END=</b>]
T_TITLE_START="><b>
T_TITLE_END=</b>
T_NAME_START=投稿者:<b>
T_NAME_END=</b>
T_DATEFORMATID=1
T_DATE_START=投稿日:
T_DATE_END=</small>
T_BODY_START=<blockquote>
T_BODY_END=</blockquote>
T_NEXTURLID=2
T_NEXTURL_START=次の10件
これで発言を投稿できるようになりましたので投稿テストをしてみましょう。
[Aska BBS用エクステンションの例]
Aska BBSの文字コードは通常Shift-JISなのでCODEには「SJIS」を指定します。
投稿用フォームの<FORM>で指定されているmethodは「POST」なので、UPMETHODには「POST」を指定します。
投稿用のURLは受信用のURLと同じなので、UPURLにはURLと同じく「$1」を指定します。
投稿用パラメータは、表示されていない mode という項目と、表示されている「名前」「Eメール」「題名」「メッセージ」「URL」「削除キー」があるので、 それらを「&」で連結してUPPARAMに指定します。
CODE=SJIS
UPMETHOD=POST
UPURL=$1
UPPARAM=mode=regist&name=$N&email=$E&sub=$T&comment=$B&url=$P&pwd=$K
[Aska BBS用エクステンションの例]
投稿に対応したAska BBS用エクステンションです。
CAPTION=ASKA BBS
CREATOR=作者の名前
VERSION=1.0
COMMENT=KENT-WEBの「ASKA BBS」用巡回エクステンションです。
NEWMESID=0
MIME=1
URL=$1
BBSID=AUTO
CODE=SJIS
UPMETHOD=POST
UPURL=$1
UPPARAM=mode=regist&name=$N&email=$E&sub=$T&comment=$B&url=$P&pwd=$K
P1S=URL
P1W=150
BBSTITLEID=0
K=NUM
K=TITLE
K=NAME
K=DATE
K=BODY
T_MES_START=[<b>
T_MES_END=<hr>
T_NUM_START=
T_NUM_END=</b>]
T_TITLE_START="><b>
T_TITLE_END=</b>
T_NAME_START=投稿者:<b>
T_NAME_END=</b>
T_DATEFORMATID=1
T_DATE_START=投稿日:
T_DATE_END=</small>
T_BODY_START=<blockquote>
T_BODY_END=</blockquote>
T_NEXTURLID=2
T_NEXTURL_START=次の10件