開発の準備
まずCPXの開発概要を参考にしてコンパイラ等の設定を行ないます。
続いてソースファイルテンプレートをコピーしたソースファイルを開きます。
モジュール定義ファイルの作成(C++の場合)
C++の場合にはモジュール定義ファイルを作成します。
フォルダプロパティ用メソッドの実装
サンプルソースを参考にしてICpx::cpxGetExtInfoBaseを実装します。
続いてICpx::cpxGetExtInfoPropを実装します。
この状態でCPXを作成し、CMNのフォルダプロパティで作成したCPXを選択して [フォルダ属性]タブと[掲示板]タブが動作することを確認します。
フォルダプロパティ[掲示板]の実装
フォルダプロパティ[掲示板]の項目を表示する場合にはICpx::cpxGetBBSDetailItemを実装し、 フォルダプロパティ[掲示板]が正しく表示されることを確認します。
フォルダプロパティ[詳細]の実装
フォルダプロパティ[詳細]の項目を表示する場合にはICpx::cpxGetFolderDetailItemを実装し、 フォルダプロパティ[詳細]が正しく表示されることを確認します。
巡回ルーチンの実装
ICpx::cpxBBSPilotStartで pICmnPilot と idxBBS をクラスメンバ変数に保存します。
必要に応じてICmnPilot::cmnGetData等を利用してCMN上の各種データを取得します。
ICpx::cpxGetReadURLで受信URLを作成します。
ICmnPilot::cmnWebRequestを利用してICpx::cpxReceiveMesで巡回ルーチンを実装します。
受信ルーチンは、最初は1ページのみ解析するようにして、2ページ目以降は動作確認をしてからにしましょう。
巡回後にファイルハンドルやメモリを開放することを忘れずに。
ここまでで掲示板の受信ができるようになりますのでCMNで動作を確認しましょう。
投稿ルーチンの実装
受信が正しく動作することを確認したら、続いてICpx::cpxSendMesで投稿ルーチンを実装します。
投稿が完了した場合にはICmnPilot::cmnSetDataで最終投稿日時(DD_BBS_LASTPOSTTM)を設定しなければなりません。
基本機能はこれで終了です。